手術名用語集
この手術名用語集の作成は2000年代に入って本学会の各専門分野委員会で着手されました。これまで数回の改変を重ねてまいりましたが、このたび本学会ホームページにて公開することになりました。会員の皆様には、学会発表や論文等執筆における用語の統一、あるいは獣医外科学に関する試験問題作成等における用語の統一にご利用いただきたいと考えております。
獣医外科学分野においては、古くから利用されてきた膨大な数の手術法があり、今も新しい術式が世に出てきております。そのなかで、同じ術式でも複数の和名や俗称が慣習的に用いられており、混乱を避けるための用語統一が課題として挙げられていました。本用語集は、世界的に使われている最新の獣医外科学書に含まれるものを網羅していますが、新しい用語は今後さらに増えていくものと思われます。提示された用語には、不足、不適切、あるいはもっと良い訳語があるとのご意見もあるかと思います。本用語集はあくまで初版であり、今後も改変を続けて参りますので、会員の皆様には忌憚なくご意見をお寄せいただきたく存じます。
この手術名用語集が我が国の獣医外科学の発展に寄与することを願っています。
2021 年 12 月
日本獣医麻酔外科学会手術名用語集
作成者代表 枝村一弥
中川貴之
手術名用語集作成担当
整形・神経分野:日本獣医麻酔外科学会・整形外科委員会(代表:枝村一弥)
軟部組織分野:日本獣医麻酔外科学会・軟部組織外科委員会(代表:中川貴之)
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ご意見募集について
本用語集を良いものにするため、会員の皆様からのご意見を募集しております。
対象となる用語と通番を記入のうえ、Eメールにてご意見、改案等をお寄せください。