日本獣医麻酔外科学雑誌 投稿規定

2021 年 12 月一部改正

  1. 「日本獣医麻酔外科学雑誌」の投稿論文は、動物の麻酔および外科に関する和文または英文論文で、獣医麻酔学ならびに外科学の臨床と研究の発展に寄与するための内容とする。投稿論文の内容は他誌へ未発表かつ投稿中ではないものとする。
  2. 投稿論文の筆頭著者と連絡責任者は依頼原稿を除き、本会の会員とする。
  3. 投稿論文の採否は校閲者の校閲をうけた後に、編集委員会で決定し、原則として審査終了順に掲載する。
  4. 原稿の区分は次のとおりとする。
総説: 最近の麻酔および外科に関する内外の研究または動物の麻酔および外科に関する理論的技術的知識を総合し、できる限り解説的な内容とする。
原著: 動物の麻酔および外科に関する基礎的研究および症例報告を含む臨床的研究で他の機関誌に未発表のもの。
短報: 動物の麻酔および外科に関する新しい知見や、症例報告など速報的な短い内容とする。
レター: 主として麻酔および外科に関する体験記事とする。
技術講座: 動物の麻酔および外科についての技術または理論的な知識を平易に解説したもの。
資料: 麻酔および外科に関する最新の薬物や機器の紹介または術式の解説、あるいは麻酔および外科に関する新しい話題や展望についての紹介など。
  1. 原稿の長さは図表など一切を含めて、原著では刷上り 8 頁、短報では刷上り 6 頁、レターでは刷上り 2 頁以内を原則とする。
  2. 原稿は Microsoft word 等のワープロソフトを用いて作成し、A4 横書きで 1 行 30 〜 35 字、1 ページ 25 〜 28 行、上下左右の余白 30 mm で作成する。またページ番号を中央下段に、また全体を通しての行番号をページ左に付ける。原稿は Word ファイルで保存した上で、事務局宛にEメールで送付する。
  3. 原稿は第 1 ページに、投稿区分(原著、短報等)を記入し、次に表題・著者名・著者の所属機関および所在地の住所(郵便番号を含む)をそれぞれ和文、英文の順で記入する(英文原稿では順が逆になる)。さらに連絡先として、連絡責任者の氏名、所在地と、電話番号、ファックス番号、Eメールアドレスを明記する。第 2 ペー ジには、英文 Summary(原著約 200 語、短報約 100 語)、和文要約(約 200 字)、 Keyword(英、和)(原著 5 語以内、短報 3 語以内)を記入する。第 3 ページ以降は、原著でははじめに、材料と方法、成績、考察、謝辞、利益相反の有無、文献、図表の説明(番号・表題・説明)の順に記載する。総説、短報、レター、技術講座では、1,2 ページ目は原則として原著と同じ様式とし、3 ページ目以降は必ずしもこのような様式をとる必要はない。
  4. 動物や動物由来の試料を使用した研究論文の場合は、著者の所属機関が定めるガイドラインに従い研究が行われたこと、および所属機関の動物実験委員会等の承認番号を記載する。
  5. 外国の人名、地名などはもとの綴りのままとし、数字は算用数字とする。家畜名は漢字を用いる。また動植物名などの学名はイタリックとし、下線を付す。
  6. 略語はタイトル内で使用しない。Summary および本文中に略語をはじめて使用するときは、完全な語を記載したあとに略語を括弧内に提示する。
  7. 薬品や材料等の供給業者については、初出において一般名の後に括弧内に製品名、 企業名、所在都市、国名を記載する。また米国企業の場合は、所在都市の後に州名の略称も入れる。
  8. 著作権のある図や資料を引用する場合、著者は著作権者から転載の許可を得なければならない。
  9. 図表は本文とは別に作成し、それぞれ以下のファイル形式で作成する。またファイル名は図表番号が分かるようにし、図は jpeg,tiff,pdf 等の汎用性がある形式で保存し(300dpi 以上)、また表は Excel で作成する。本文中には図表の挿入場所をページ右の余白部分に指定する。図表ファイルは本文のファイルと共に事務局に Eメールで送付する。ファイル容量は 5 MB 以内が望ましいが、容量がそれを超える場合は、事務局に相談すること。
  10. 度量衡の単位は、M, mM, μM, N, %, m, cm, mm, μm, nm, pm, cm2, l, ml, μl, kg, g, mg, μg, ng, pg, hr, min, sec, msec, rpm, H2, Ci, mCi, cpm, dpm, ppm, ℃, cal, kcal, lux, CPE, LD などとし、特殊な記号を使用するときは簡単な説明を加えること。
  11. 引用文献の記述方法はバンクーバー方式を原則とする。文献リストは、本文中に最初に引用された著者の順に配列し番号をつける。本文中では、引用箇所に文献リストの番号を上付文字でつける(例、山田1) 、山田1, 3, 5, 10)、山田1–3)によれば)。文献リストは下記の例にしたがって記載する。著者名が 6 名以内の場合は全員の名前を記載し、6 名を超える場合には最初の 3 名のみを記載し、その後に et al. を付ける。
雑誌の場合
例 1: 鈴木敏之,奥田綾子,中川恭子,中野康弘,楢崎陽香. 呼吸障害とホルネル症候群の徴候を呈した若齢猫の鼻咽頭ポリープに対して外科的切除を行った 1 例. 日本獣医麻酔外科学雑誌 2021;52:14–20.
例 2: Raleigh JS, Filliquist B, Kapatkin AS, et al. Influence of interlocking thread screws to repair simulated adult canine humeral condylar fractures. Vet Surg 2021;50:1237–1249.
例 3: Marin K, Unis MD, Horgan JE, Roush JK. Risk factors for short-term postoperative complications in the 8 weeks after tibial plateau leveling osteotomy in dogs weighing less than 15 kilograms:A retrospective study. PLoS One 2021;6:e0247555.
単行本の場合
例 1: Hedlund CS, Fossum TW. 胃の手術. In:若尾義人, 田中茂男, 多川政弘監訳,
スモールアニマル・サージェリー, 第 3 版. インターズー, 東京, 2008:462–499.
例 2: Sharp NJ, Wheeler SJ. Small Animal Spinal Disorders:Diagnosis and Surgery, 2nd ed. St. Louis, MO:Elsevier Mosby, 2005.
例 3(章の引用): Anderson DM. Surgical Hemostasis. In:Tobias KM, Johnston SA, eds. Veterinary Surgery:Small Animal. St. Louis, MO:Elsevier;2012:214–220.
  1. 修正の指示を受けた投稿論文は、修正の指示から 2ヵ月以内に修正稿を提出することを原則とするが、諸事情によりそれ以上の時間を要する場合には、その旨を事務局まで E メール等で連絡する。
  2. 著者校正は初稿のみとし、その際新たな追加変更は許されない。校正刷りは受け取り後 2 日以内に校正して返送すること。期限に遅れた場合は編集委員の校正をもって校了とすることがある。
  3. 編集委員会で必要と認めた英文校閲料は、著者負担とする。
  4. 本誌に掲載された論文の著作権は、日本獣医麻酔外科学会に属する。
  5. 論文掲載料の請求はない。
  6. 原稿の送付:
  7. 原稿および投稿に関する照会は下記宛とする。

日本獣医麻酔外科学会 事務局

〒174-0051 東京都板橋区小豆沢2-9-19
TEL:03-5918-8070  FAX:03-5918-8080
E-mail: